Caline CP-60 WINE CELLAR 解析・改造


Tech 21 SansAmp Bass Driver DI (以下BDDI)関連の解析や製作を今までいろいろと行ってきました(タグ:SansAmpBDDI)。そして最近新たにCaline CP-60 WINE CELLARというBDDIのクローンらしきエフェクターを見つけたので、解析することにしました。KiCadデータ(基板画像入り)はGitHubにあります。



▽回路図
Caline CP-60 WINE CELLAR schematic
C1、C25の値やバランス出力部への接続が同じなため、BEHRINGER BDI21を元にしていると考えられます。意図は不明ですが、バイパス部にトランジスタ2つを使ってバッファが組んであったり、ハイパスフィルタが追加されていたりする等の変更点があります。また、いくつかのコンデンサ(C9、C12、C13、C22、C23)がBDI21より大きい値になっています(発振対策かもしれません)。

気になるのが低音域の減衰です。バイパス音がどうなるかシミュレーションしました。

BDDI V1初期型でも少しは低音域の減衰がありますが、CP-60ではさらにカットされています。



【改造】
BDDI V1初期型に近づける改造を行いました。オペアンプは手持ちのものを使いましたが、他はほぼ同じです。

ファンタム電源対応のバランス出力は、定格電圧が高く容量が大きい両極性電解コンデンサを使用するのが望ましいです。ただ、そこまでやろうとすると別基板の追加が必要となり手間がかかり過ぎるので、バランス出力自体を使用しないようにしました。

周波数特性をBDDI V1初期型と比較しました。

谷となる周波数が少しズレています。BDDI V1初期型に使われている高誘電率系積層セラミックコンデンサは20年以上前のものなので、特性変化や経年変化が大きいと考えられます。

タグ : 市販エフェクター 歪み 回路図 SansAmpBDDI 

コメントの投稿

非公開コメント

管理人

管理人

自己紹介のページ
記事一覧
X(旧Twitter)
Instagram
GitHub
BOOTH

ブログ内検索
カテゴリー
タグ

回路図   歪み   自作エフェクター   周波数特性   市販エフェクター   レイアウト   マイコン   波形・倍音   PureData   RaspberryPi   エレキギター   アンプ   歪率   エレキベース   エフェクター自作方法   コーラス   真空管   ピックアップ   静音ギター   SansAmpBDDI   ヘッドフォンアンプ   擬似ギター出力   ブースター   アコースティックギター   ソロギター   イコライザー   ポールピース   コンデンサ   コンプレッサー   ディレイ   TAB譜   DIY_Layout_Creator   ビブラート   フェイザー   トレモロ   バッファー   ワウ   オートワウ   

最近の記事
最新コメント
RSS
メールフォーム
当ブログに関するお問い合わせはこちらからお願いします。 ※FAQ(よくある質問)もお読みください。

お名前
メールアドレス
件名
本文

アクセスカウンター