■ATtiny85 タップテンポ付LFO その1

14_228_1atLFO.jpg
モジュレーション系のエフェクターを作る場合Low Frequency Oscillator(LFO)は必須となりますが、タップテンポ機能をつけたかったのでマイコンを利用しました。2ループスイッチャーのときと同じATtiny85で、接続は上図右です。参考サイト→Arduino: LFO Generator
上記サイトのスケッチもなんとなく理解したつもりですが、初心者(私)向けに自分でプログラミングしてみることにしました。※あまり高品質ではないと思います。

下図は周期126msの三角波の例です。PWMについての詳細説明は省略します。analogWrite関数でPWM出力のデューティ比を変更することにより、256段階の電圧が出力できると大雑把に考えておけばよいかと思います。
14_228_2atLFOs.png
1周期を126分割して考え、1ms経過するごとに4ずつデューティ比を変化させます。1msではなく1.024ms間隔にしたときは、1.024×126で周期129msです。このようにデューティ比変更間隔時間を変えることで周期を変化させます。実測では少しずれるので補正を入れます。

下記スケッチでは予め計算した配列を用意し、正弦波を生成しています。ATtiny85を8MHzで動作させるため、Arduino IDEのツールメニューから「Clock: "8 MHz (internal)"」を選択し「ブートローダを書き込む」という操作を行っておく必要があります。

▽Arduinoスケッチ
表示/非表示切替(69行)
タップテンポについては、単純にスイッチを押した間隔を計算します(間隔が長すぎる場合は設定変更されません)。delayMicrosecondsはPWM高速化の影響なのか実測すると待機時間が1.6倍程度になっていました。割り込み機能も考えたのですが、いろいろと制約があるので今回は使いませんでした。

PWM出力に2.2kΩ抵抗器と1μFコンデンサのローパスフィルター(カットオフ周波数72Hz)を通し、オシロスコープで波形を確認しました。
14_228_3atLFOw.png
遠目に見るとよさそうなのですが、拡大すると結構ギザギザです。このままエフェクターに利用できるのかどうかは不明です。

<時間分解能を上げるには>
micros関数での時刻取得には0.01ms程度時間がかかってしまうため、 これが時間計測の最小単位となります。やはり参考サイトにあるようにタイマー割り込みを使うべきでしょう。さらにできれば8ビットではなく16ビットタイマー付きのマイコンを使いたいところです。

---以下2018年8月25日追記---

途中で(おそらくオーバーフロー時)止まる不具合がありましたが、LFO部分の条件式を以下のように修正したところ解決したようです。参考ページ→millis()のオーバーフローの実験
micros() / 64 > preTime + rate - 300

micros() / 64 - preTime > rate - 300

■タグ : マイコン

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