バイパススイッチ/ブースター(Pure Data パッチ)
デジタルエフェクターの場合でも、物理的にトゥルーバイパスにするのも一つの手だと思います。しかし、それだとフットスイッチに別の機能を割り当てることができないので、Pure Data(Pd)のパッチ内でエフェクトオン・オフを切り替えることにします。
(このパッチをダウンロード)
エフェクトオン時(トグルスイッチが[×]の時)に[spigot~]の左アウトレットから右アウトレットに出力が切り替わります。右アウトレットからの出力に対し、様々なエフェクト処理を行っていく形になります。
エフェクト切替時には下図のように、波形が途切れて雑音が出ます。[line~]で音量を滑らかに変化させれば雑音を消すこともできますが、ごくわずかなので気にしないことにします。

エフェクト処理は、音量を増減させるだけです。ナンバーボックスで変化させる量をdBで指定します。PdでのdB値は、100が基準(等倍)なので+100しています。そして、[dbtorms]で実際計算に使う倍率へ変換します。
※RasPd2ではSN比改善のため入力で+9dB、出力で-9dBしています。その関係で、入出力が最大0.32Vrms程度です。あまりないとは思いますが、単体でクリーンブースターとして使う場合には力不足となってしまいます。

エフェクトオン時(トグルスイッチが[×]の時)に[spigot~]の左アウトレットから右アウトレットに出力が切り替わります。右アウトレットからの出力に対し、様々なエフェクト処理を行っていく形になります。
エフェクト切替時には下図のように、波形が途切れて雑音が出ます。[line~]で音量を滑らかに変化させれば雑音を消すこともできますが、ごくわずかなので気にしないことにします。

エフェクト処理は、音量を増減させるだけです。ナンバーボックスで変化させる量をdBで指定します。PdでのdB値は、100が基準(等倍)なので+100しています。そして、[dbtorms]で実際計算に使う倍率へ変換します。
※RasPd2ではSN比改善のため入力で+9dB、出力で-9dBしています。その関係で、入出力が最大0.32Vrms程度です。あまりないとは思いますが、単体でクリーンブースターとして使う場合には力不足となってしまいます。
MXR micro amp+ その2

以前作ったmicro ampは知り合いにプレゼントしたので、自分用に1個作っておこうと思いました。ただ普通に作っても面白くないので、ロータリースイッチでゲインを切り替えるようにしてみました。
▽回路図

原音を変化させないクリーンブースター(のはず)です。スイッチを回すと0dB(音量そのまま)~+24dBまで6dBずつ音量があがります。ロータリースイッチはショート型がよかったんですが、手持ちがノンショート型だったので切り替え時にノイズが出ます。バイパスしてから切り替えればよいのでまぁ問題はないです。デュアルオペアンプを使いたかったので余ったオペアンプをバイアスに使っています。効果のほどはよくわかりませんが…
▽レイアウト

▽PCB(横27.9mm縦22.9mm)

ロータリースイッチがケース内の場所をとっているせいで基板を小さくしなければならず、8穴×10穴につめこんでいます。
2回路のスイッチを利用し、ゲインとともにLEDが切り替わるようにしています(下写真)。

白(0dB)→緑(+6dB)→黄(+12dB)→橙(+18dB)→赤(+24dB)
ケースは手抜きで塗装してないのでシンプルな外見ですが、LEDの切り替えが楽しくて結構気に入ってます。
---2015年1月5日追記---
ロータリースイッチをレイアウト画像に追加しました。ロータリースイッチは秋月電子で買った2回路6接点のノンショートタイプです。ネジを取ってストッパーを入れることで接点数を変更できます。
(2016年11月9日部品リスト・PCB追加)
ひよこのページ Tone Box改

なんとなくミッドブースターが欲しいななんて思っていたんですが、どうせならトレブルブースターも…なんて考えてるうちにたどり着いたのがひよこのページのトーンボックスです。このエフェクターは音色の変更(シングルコイルをハムバッカー風に等)もできるので、音量調節も欲しいと思いゲインポットも加えてみました。
▽回路図

ゲインは真ん中で原音と同じ音量になります。BASS、MID、TREBLEで調節する周波数は元のままで変えていません。
▽レイアウト

▽PCB(横55.9mm縦40.6mm)

配線をしやすいようにしてみました。フルレンジブースターとして使うこともできます。いろんな使い方ができてとても便利です。
塗装の途中で塗料が切れてしまって極薄塗装になってしまいました。すでにGAINの横が剥がれてきてます。やっぱりちょっと値段が上がっても塗装済みのケースがいいですね。
MXR micro amp+ その1

思いつきで作ったMXR micro ampです。ちょっと回路をいじっていますが、まぁ公開するまでもないです。単に音量を上げるというブースターなんですが、1つ持っておくと便利そうです。ケースは100円ショップのものですが意外と丈夫みたいです。
※知り合いにプレゼントしたので現在は手元にありません。
ひよこのページ ミニブースター

ひよこのページのミニブースターです。とても簡単なのですがクリーンブースターとしては充分だと思います。GAINポットは10kΩのBカーブに交換したほうがよさそうです(または50kΩのCカーブ?)。
箱は100円均一のプラスチックのヤツなので若干弱いかもしれません。さすがにこの小ささでは電池は入りませんでした。真ん中でネジ止めしてるのでLEDが変な位置です。
追記:GAINポットを10kBに変更
ゲイン最小でも少しだけ音量が上がってしまうけどまぁ問題ないです。10kΩのCカーブがいいかもしれません。
再追記:分解してPOTIONに生まれ変わりました。
▽回路図
ひよこのぺーじ→ミニブースター
▽周波数特性

赤がバイパス、青がゲインをフルにした状態です。+10dBってとこです。もうちょっとゲインが欲しい気もします。