私のエフェクター自作方法【1】道具

道具紹介です。価格はネット通販を参考に記載しています。刃物類にはできればお金をかけたいところです。

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[1]はんだ(100円~)
直径1mm程度、スズ60%の普通のヤニ入りハンダで問題ありません。鉛フリーはんだや銀入りはんだは使いにくいらしく、私は使ったことがありません。こだわりたい方はとりあえず有名なkester44を使ってみるとよいと思います。

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[2]はんだごて(800円~)・はんだこて台(700円~)・金たわし(100円~)
エフェクター製作には20W程度のはんだごてがよいと思います。ただポットやジャックに配線する際に時間がかかるので、スイッチを押している間パワーアップするタイプのものが便利です。
はんだこて台は火傷や火事防止のため重量があるしっかりしたものがよいです。金タワシは、はんだごての先をキレイにするのに使っています。

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[3]はんだ吸いとり線(200円~)
はんだを取り除くときにはんだをしみ込ませて使います。はんだを吸引するハンダ吸取器というものもあります。

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[4]ヒートクリップ(100円~)
これを部品の足につけていると熱を逃がしてくれます。コンデンサや半導体部品は熱に弱いので気休めに使っています。私は普通のクリップも結構使います。

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[5]ラジオペンチ(100円~)
部品の足を曲げたり、ジャックやポットのナットの固定したりするのに使います。先が細めで、ギザギザがついていると使いやすいです。

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[6]ニッパー(100円~)
部品の足や線材を切ります。100円ショップのはすぐ切れなったことがあるので、やめておいたほうがよいでしょう。

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[7]ドライバー(100円~)
ノブを固定するとき小さいマイナスドライバーが必要です。セットで100円のものでも大丈夫です。

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[8]アクリルカッター(100円~)
基板を切るときにあると便利です(普通のカッターでもなんとかなります)。

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[9]ピンセット(100円~)
あまり使いませんが、あった方がよいでしょう。

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[10]センターポンチ(100円~)
ハンマーで叩いて印を付ける道具です。ケースに穴をあけるとき、穴の中心がズレないようにします。

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[11]ピンバイス(100円~)・ドリル刃(100円~)・ドライバーの取っ手(100円~)
穴あけの位置を正確にしたいとき、ピンバイスで少し穴をあけます。ドリル刃は鉄工用セットでOKです。六角軸と丸軸がありますが、丸軸だとセットできない電動ドライバーがあります。
昔私はドライバーの取っ手にドリル刃をつけて穴をあけていたので、かなり大変でした。やはり電動ドライバーがいいです。

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[12]テーパーリーマー(800円~)
穴に挿し込み、グリグリっと力技で穴を広げる道具です。やりすぎると手にマメができます。太いDCジャックを使う場合、直径13mmまで広げられるものが必要です。

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[13]電動ドリルドライバー(2000円~)
小型の充電式ドライバーは電池の持ちやパワーはあまり期待できません。充電式ではないAC100Vコンセントに繋いで使うタイプの方がよいと思います。

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[14]ステップドリル(1500円~)
階段状になっているドリルです。簡単に目的の大きさの穴をあけることができるのでかなり便利です。

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[15]デジタルマルチメーター(1000円~)
いわゆるテスターです。私は自作を始めた頃持ってませんでしたが、結局必要になってくると思います。できればコンデンサの容量を測定できるものがよいです。

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[16]ワイヤーストリッパー(1000円~)
線材の皮膜を取る工具です。ハサミやカッターでもできるのであまり必要ないと思います。

(2016年9月更新)

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私のエフェクター自作方法【2】準備

何を作るか決め、回路図を探します。Google画像検索が便利です。海外の方が自作エフェクターの情報が多いので英語で検索します。
(例)→「klon centaur schematic」での画像検索結果
回路図の見方はこちらをご参照ください。また、英語を読むのが大変ですが、FREESTOMPBOXES.ORGDIYstompboxes.comはいろいろな情報が手に入ります。

部品レイアウトはサイトにあるものを流用するのが無難です。本当にちゃんと動作するのかの情報も集めた方がよいです。とにかく回路図やレイアウトは完全に正しくないといけません。ポットの配線が逆なんてのはよくある話です。レイアウトを自分で作る場合、回路図通りか入念にチェックします。部品レイアウトの描き方はこちらに記載しています。

そして部品をそろえます。部品リストがあると楽です。私は近くに電子部品を売ってる店がないので、たいてい通販です。通販だと後で部品が足りないなんてことになると面倒ですので、高価な部品でない限り数個多めに買っておきます。なくしたり壊したりするからです。

部品についての詳細は【部品編1】【部品編2】をご覧ください。

(2016年9月更新)

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私のエフェクター自作方法【3】基板

基板に部品を配置していきます。使う部品は小皿か何かにまとめておくと便利です。私のやり方は一般的かどうかわからないので参考にならないかもしれません。

まず基板を適度な大きさに切ります。基板の両面からアクリルカッター(もしくは普通のカッター)で切り込みを入れると簡単に割れます。下写真ではサボって切り込みが浅かったので若干失敗してます…
04_56_1board0.jpg
今回は普通の紙フェノール基板ですが、普段は両面スルーホールの基板を使っています。両面だと余分な半田が穴の中に流れていって失敗しにくいです。でも部品の交換は非常にやりにくいし、加工が大変(硬くて切りにくい)という欠点があります。
切った基板にはマジックで5穴ごとに線を引きます。今回はすでに白い線が入っているのでこのままです。

次に下図のようにレイアウトに線を引きます。基板に引いてある線と同じ位置に引きます。この線が部品をつけていくときの目印になります。普段はプリントアウトしたものに線を引くんですが、今回たまたまプリンターが使えなくてPC上で線を引いています。ちなみにレイアウトはProco RATです。
04_56_2RATr.png

そして回路図のインプットから、回路図とレイアウトが合っているか確かめながら組んでいきます。部品の足を使って配線していく、ポイントトゥポイント配線とかいうやつです。電源部分は適宜やりやすいときに、アースの部分は最後にやることが多いです。プリント基板だと楽に早くできますが、私は配線の過程も好きなのでプリント基板は使ったことがありません。

部品の足をクリップで固定します。クリップを使わなくても部品の足が基板の銅箔に密着していればOKとします。下写真では足を切っていませんが、足を短く切ってから半田付けすることもあります。
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上写真の状態から、部品の足に半田ごてをあて、半田を流します。半田付けする全ての部品の足に熱が通るようにしないと、うまく半田が乗ってくれません。また、足が基板に密着していないと、銅箔に半田が乗りません。
下写真が半田付け後余分な足を切ったところです。ちょっと半田の量が多い気がしますがまぁ大丈夫でしょう。
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私は基板を机の上にポンと置いたまま半田付けしています。固定したほうが半田付けしやすいんでしょうけど、慣れたら特に問題ないです。

ICソケットは固定していないとグラグラするので、下写真のように輪ゴムでとめて半田付けしています。たいした工夫ではないですが…
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下写真は割り箸の先に小さいねじをつけたものです。何に使うかというと…
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クリップが届かないところをこれで抑えています(下写真)。地味に有用です。
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さて、あっという間に(?)全ての部品の半田付けを終えました。間違いがないか入念にチェックします。
04_56_8board6fin.jpg(画像クリックで拡大)
あまり上手いとはいえませんがこんなもんでしょう。部品の足をまっすぐにすればもっとキレイに見えるんでしょうけど…
アースは基板の端を1周させる必要はないんですが、いつもの癖でやっています。また、レイアウトでは横21穴だったんですが、急遽横20穴にしました。基板上のスペースに余裕があるときはその場でやりやすいようにレイアウトを変更することも多いです。

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私のエフェクター自作方法【4】ケース

ケースの穴あけと塗装をします。

[穴あけ]
私はJw_cadというフリーの製図ソフトを使って下図のようなものを描いています。
04_57_1caseh.png
それをソフト上で印刷すれば正確な寸法で印刷してくれます。そして印刷したものをケースに貼り付けて穴位置を決めます。
いきなり太いドリルだとかなりズレるので、センターポンチ→2mmのピンバイス→3mmのドリルという風に使って浅く穴を開けておきます。まぁどんなに頑張っても0.5mmぐらいズレることがあります…
そして最終的に5mmのドリルで穴をあけます。もっと太いドリルがあればいいんですが、太いドリルは値段が高いしズレやすいので持っていません。
あけた穴にリーマーを突っ込んで穴をグリグリ広げるんですが、これがなかなか大変な作業です。フットスイッチ用の穴は直径12mmもあるので…(ステップドリルがあればかなり作業が楽になります。)

[塗装]
私は塗装の剥がれとかも味のひとつかなと思うので、あまり丁寧にはしていません。
1)表面を紙やすりで磨きます。私は#120の紙やすりで適当にやってます。
2)台所用洗剤を使って洗います。脂分がついていると塗料をはじくらしいです。
3)塗装します。ゆっくりやらないとすぐ塗料がタレてきます。私はいつも100円ショップのスプレー塗料です。
4)ある程度乾いたらオーブントースターで5分ぐらい焼きます。塗料によってはやりすぎるとこげて色が濃くなることがあります。自然乾燥でもよいと思います。

[完成]
04_57_2case.jpg
ポットの回転防止の穴もあけています。

04_57_3case2.jpg 04_57_4case3.jpg
塗装済みケースの場合、大抵ケース内部や裏フタもしっかり塗装されています。インプットジャックを取り付ける部分や、裏フタのネジ穴一箇所の塗装を剥がし、ケースや裏フタがアースに繋がるようにしておきます。

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私のエフェクター自作方法【5】配線(基板編)

基板に配線していきます。

と、その前にポットに配線していきます(下写真)。
配線の長さは現物合わせで決めるので先にケースを準備した方がいいです。

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線材をポットの端子にからげて半田付けしています。写真のようにシャフトがある側へ向かって配線することが多いです。本当は予備半田(半田あげ)をすべきですが、半田を多めに流すようにすれば問題ないみたいです(今のところ)。

04_59_2potww.jpg
ポットがケース内部で回転してしまう場合、ポットの端子がケースと接触しエフェクターの動作不良を起こします。怪しいところは必ず熱収縮チューブ等で覆って絶縁しておきます。

基板に線材をつけるときには予備半田をしています(下写真)。
04_59_3wires.jpg
基板に半田付けする場合は半田が線材の奥にしみこみにくいので、予備半田をしないと線材がすぐ根元で折れそうになります。

下写真は全ての配線が終わり組み込んでみたところです。
04_59_4board7wired.jpg
線材は色分けをした方がミスが少なくなると思います。
私はたいてい以下のような色分けです。
入力:白 出力:黄 アース:黒 プラス電源:赤 その他:緑
後から知ったのですが、慣例的には以下の色分けらしいです。
入力:黄 出力:緑 アース:黒 プラス電源:赤 マイナス電源:白

基板とポットの間には下写真のようなものを挟んでいます。
04_59_5space.jpg
これはCDケースを切ったものです。絶縁体といえばゴムというイメージがありますが、厚紙とかでもかまわないと思います。テープの類は経年変化でベトベトになるものがあるので使わないことにしています。

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